vol.183 雑談ですがいいお話ししてます
あゆくさんからのお便り「漫画家、古川益三先生へ」
・朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり(孔子)
・ラ宇宙の原始時代
はい、こんばんは。今はね、あゆくさんからのメッセージをお届けしております。 御祭舟のお話ですね。漫画・御祭舟。漫画家古川益三先生へとありますね。久しぶりにですね、この肉体の古川に、お便りいただきました。
『ランダが燦燦醜のほとりの滅びゆく街でぼろぼろになりながら一人アニエルを待っていた姿をみて、ユダの荒野で一人キリストを待っていた姿を思い出しました。
(ランダは再会を願っていたわけではないそうですが)
地球全史編のキリストの章を読み返しました。今回読み返し、とくに両方で描かれたフロリアの生涯を通して御祭舟と宇宙全史がリンクしているのを感じ、文章が色鮮やかに感じられました。本当はこのキリストの生涯も他の章も、漫画に起こせるくらいもっと沢山の情報があるのだろうと思います。この鮮やかさ、奥行きを御祭舟以前は感じ取ることが出来なかったので、本当に御祭舟を読ませて頂けてよかったなと思います。』
それは古川くん、喜ぶと思います。ありがとうございます。
『ランダもユダもなぜそんな苛酷な生き方でアニエルを、キリストを待っていたのかなと思うのですが、ランダの「私には分かる、あの娘は本物だった。そして私たちは嘘の存在よ」という言葉から、彼らの感覚にはそう確信し、その生き方を選ぶだけのものがあるのだろうと思うばかりです。
ランダ本人が納得していても人間的価値観から見ると彼女の姿は辛いもので、アニエルとの再会にほっとしました。』
うん、そうだよね。
あの、よく言うんですけども、「明日に真実を知れば夕べに死すとも可なり」と。
(※ちょっと違いました。「朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり」孔子)
誰が言ったの。孔子、孟子、老子?老子かな。よくわかんないけど、明日ってのは、ま、朝だよね。午前中にその真実がわかったら、その日のうちにもう死んじゃってもいいよという人がいるわけですよ。まあ、たくさん人類いる中で、そういう人がごくわずか居るわけです。
その人にとってはもう真実が全て、リアリティーが全てなんですね。
だからそれ以外はどうだっていい、本当に。あと1歩だね、こういう人たちは。
で、そういう人たちが本当に世の中を動かすの。
みんな、ほら、なんだっけ、iPhone作ったあの人とか、あとエジソンとか、あるいは大統領とか、その人たちが世の中を動かしてると思ってるでしょ。とんでもないんで、彼らは搾取してるだけ。
ま、搾取してるとは思ってないけどね。思わないけど。みんなその世の中のためにやってるとか、いいことやってると思ってるでしょ。だから本当にいいことやってる人は、明日に真実を悟れば(聞かば)夕べに死すとも可なり、という人がものすごい働きをしてる。誰にも知られず。だよ?
この目風みたいにべらべら喋ってるのは大したことないんだよ。あー、みんな偉いね。そういう人は。
や、そっちに行ってしまいそうになった。
『「あれはランダの無限とアニエルの永遠だね」
「それがこの漫画のテーマでもあり、宇宙全史の核心でもあるんだ」
という作中の目風様の解説で、宇宙全史で一番大切な章はどこでしょうと問いかけておられた「二人の日本人」の章を思いました。お二人とも死の瞬間の思いの描写だったので、もしかしてランダはあのとき肉体的には亡くなったのかも、あるいはラ宇宙ではあまり人は死なないそうなのでアセンションしたのかもと思っています。』
あの、ラ宇宙にも時代の変遷があって、大昔ですね、今ちょうどやってる刑務所の話。シンラっていう、ラーラ族の酋長ですね、首長が出てくる、ボスが出てくるんですけども。この時代は古いですよ。古くてですね、まだ暴力とか殺人とか平気であったんです。殺人があるっていうことは、つまり、 人が死んだりするのは、ま、普通ではないんだけど、結構あった時代。だから、人を殺したりするのも結構あったんですよ。
だから、地球と違って、そういう時代は原始時代と言われてますよね。ラ宇宙の。
これも後々説明されるんですけども、だからラ宇宙にも長ーい歴史があるんですよ。オーム宇宙とは全然違うその文化っていうか、考え方があって、面白いですよ。もっと、あとあと出てくるんですけども。
ああ古川が怒ってますから。あとあと出てくるのは言いません。
そうですね。2人の日本人、あれは坂本龍馬と。あれ誰だっけ。
探検家の誰だっけ。植村直己さんか。植村さんの話だったね。あの方たち、2人が亡くなる時に 2人ともお母さんのこと思い出したよね。うん。で、やったことがやっぱし。
あ、これ話し出すと長くなるんで、今日はここまで。次回に回しましょう。